尻手駅を知ってるけぇ~尻手駅検定受けてきた~
間をあけてしまいました。
順調にネタは溜まりつつもブログアップする時間が取れず、結局ネタが日の目を見ずに風化していく日々…
ですので、小ネタでも書ける時にサクッと書いてしまおう。
※今回は小雨の中の行動だったので、カメラはザックから出さずスマホでの撮影。
さらにアプリでギットギトに補正掛けてますので、悪しからず。
ところで、尻手駅検定って何?
先日、とある駅構内でふと目に入った「尻手駅検定」のチラシ。
「尻手駅?」
横浜とかなら理解できるけど、し、尻手?
要は、南武線支線である浜川崎支線の尻手駅から浜川崎駅までの沿線にまつわるクイズがあって、正解率によって認定証とご褒美が貰える企画のよう。
う~ん、ニッチすぎる。
そして誰得なんだ?
浜川崎線に一部のマニアが乗車する程度じゃそんなに儲からないだろうし…
とは言え、地元神奈川県民としては受けて立つしかない!
しかも全問正解で、ご褒美の浜川崎支線の路線図が描かれた手拭いをGETするのだ~!
ま、天気がイマイチで、写真活動が出来ない時にでもトライしてみますか。
そして、尻手駅検定挑戦してきました!
尻手駅検定のチラシを温めること2週間、ついに挑戦の日がやってきました。
当日は小雨が降ったりやんだり。
写真活動には不向きですが、絶好の検定日和ですね(笑)
友人とはなんと、チャリンコで尻手駅に集合。
そう、これは浜川崎支線に乗らないと問題すら確認出来ない仕掛けとなっています。
ですがそれ以前に、沿線のチェックポイントまでの歩く時間を短縮したい。
ということで尻手駅まで少し遠かったですが、チャリンコで現地集合と相成りました。
チェックポイントはネタバレになっちゃうので書けませんが、結果的にこの作戦は大成功!
スタート地点の尻手駅周辺のチェックポイントは土地勘もあり、チャリンコで一気にやっつけました。
そして、尻手駅ホームに入らないと確認出来ない問題、浜川崎支線に乗らないと答えられない問題などなどにつづきます。
正直30問回答は疲れました…
途中で昼飯休憩を取り、約4時間後に無事に尻手駅に戻ってきました。
うん、これで間違いないよな。
少し不安な解答もありましたが、無事に全問正解!!
尻手駅検定の認定証、ステッカー2枚、そして念願の路線図プリントの手拭いGET出来ました~!
それにしても日曜日ということもあり、ニッチな企画にも関わらず、問題を貰う人や解答用紙を提出する人などが改札口に列をなしていました。
一人一人手作業で採点して認定証に名前を入れて、駅員さん達はものすごい大変そうでした。
(今どきこれほど対応に人件費がかかる企画って珍しい。)
でもやってみて解りました。
この企画、正直JRにとってどんなメリットがあるのか疑問でしたが、こんな地道な「接客」をすることで、結果的にJRファンが増えて行くんですよね。
とても楽しかったです!
これからも楽しい企画、期待しています。
3月いっぱいまで開催してるとのこと。
宣伝お手伝いしました(笑)
ではまた。
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【撮影記vol.19】桐ヶ丘中央商店街写ん歩~オジサン、昭和の追憶に浸る~
地元の幼馴染と写真を撮りに出かけるときは、「写真部」と称している。
双方の奥方にもそれで伝わるようになっているのである。
双方家族公認のお遊びなのである。
その「部活」で撮ってきたカテゴリーを振り返ると、当初は四季を彩る花や工場夜景、鉄道が多かった。
しかし最近は、街スナップが断然多い。
それも昭和の郷愁を感じてしまうところ。
オジサンが二人揃うと、そのようなところで追憶に浸ってしまうのもまあ自然な流れか。
今回は赤羽の方に気になるレトロな街があるということで、お写ん歩に行ってきました。
桐ヶ丘中央商店街はこんなところです
桐ヶ丘中央商店街とは、いったいどんなところなのか。
東京の北区赤羽の西に、昭和の中期に長きににわたり建てられた広大な都営桐ヶ丘アパート群があります。
その入り口側に位置する商店街。
様々なドラマのロケにも使われているようで、レトロ感満載な商店街です。
ちなみに、赤羽ファン倶楽部桐ヶ丘商店街公式WEBサイトというのを見つけました。
実際に行ってきました
最近、PENTAXのFA28-105mmというフィルム時代の便利ズームレンズを入手しました。
写りはシャープじゃないのは想像つくのですが、今回はレトロ商店街撮影なので雰囲気も出てちょうどいいかと思い、PENTAXのK1に装着して臨みました。
なんと、道路沿いのアパートの下がゲート状になっていて、素敵な看板が付いています。
このゲートをくぐると、オジサンの夢の世界が待っています。
ジャーン、万国旗がお出迎え。
しかし残念なことに、営業している店舗はわずかです。
最近はほとんど見かけなくなりましたが、10円入れて動く車とか飛行機の乗り物。
おもちゃ屋さんの前にありました。
動くのか確かめようかとも思いましたが、乗れるのは幼稚園児までです。
残念…
もう一度バス通り側に出てみると、店先に古びたバギーが放置してありました。
メーター部を写すも、絞り開放だとピントの芯が全く無い(笑)
周辺減光もレンズの味だが、ちょっと多い気がする。
SILKYPIXのパラメーター「ノスタルジックトイカメラ」をベースにコントラストはやや軟調に。
バギーフロント部。
空き缶とか空き瓶の横に放置されている姿が物悲しい。
これもパラメーター「ノスタルジックトイカメラ」をベースにコントラストはやや軟調に。
バギーの少し先には家電リサイクル店。
店先には洗濯機が並ぶ。
そういえば、この団地には「制水弁」の表示杭が目立つ。
大きな給水塔がいくつかあったからそれにつながっているのだろうか。
団地内は古いものから新しいものに建て替えがどんどん進行している。
当然生活の匂いがあるので、その中での撮影は控えたい。
ただこの棟の番号表示がシュールだったので、撮らせていただいた。
立体感のある金属製で、そこは鳩の羽休め場となっていた。
SILKYPIXのパラメーター「赤外線」をベースにコントラストを強調。
再び商店街に戻ってきた。
店先のボロボロの幌の屋根に万国旗がくくられていた。
まさに日英同盟だ!
撮影地を訪れたら、そこで何かを消費してくるのが我々写真部のルール。
入口近くの八百屋さんで、ミカンと紅はるかをお土産に買った。
そして商店街の街中華というか定食屋で、生姜焼き定食をいただいた。
長ネギの甘みが効いた家庭の味でとても美味かった。
旧岩淵水門に寄ってみました
少し時間が余ったので、荒川の旧岩淵水門に寄ってみました。
真っ赤な水門、とても綺麗です。
へえ~、この水門は荒川と隅田川の治水にかかわっていたんですね。
荒川が明治までは隅田川の位置を流れ、現在の荒川下流はは人為的に造られた放水路だったんですね。
知りませんでした。
そして旧岩淵水門は、近代化産業遺産なんですね。
う~ん、産業遺産巡りも楽しそう。
新たな興味が湧いてきました。
ではまた。
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【撮影記vol.18】車山冬季登山写ん歩~寒くて写ん歩どころではありません~
はじめに…
実は、自分は今までカメラと同じくらいに登山にハマってきましが、それをブログにすることにはどうにも気が進まないのです。
読者を意識すれば、コース状況やタイムなどの情報を詳細にまとめた方が有用なブログであるだろうことは解ります。
しかし、ブログのために情報収集しながら山を登ると、純粋に自分の登山が楽しめなくなった経緯があるのです。
山情報共有サイトにも過去にそこそこ記事を投稿してきましたが、今はもう完全に放置プレーです。
このブログでは山の写真はあくまでも撮影記の中の一つとして取り上げるので、登山の解説などは念頭になく、好き勝手に書いていきます。
どうかご理解いただきたい。
自分はかれこれ20年弱山に登っているが、冬山も多少たしなんでおります。
先々週、山友達と車山に行ってきました。
今回は久しぶりの冬季登山であったために、コースタイム短めで山を選定し、当初は美ヶ原に決めていました。
そう、真冬の美ヶ原の王ケ頭から雪の北アルプスを撮ってやろうという目論見でした。
しかし当日の天気予報を見ると北アルプスは雲に隠れ、残念ながら美ヶ原の眺望は望めない。
仕方なく、手前の車山から、南方の八ヶ岳オールスターズを撮っちゃおうと作戦変更したのでした…
車山は360度の山の展望台のはずでしたが…
今回の機材は、SONYのα6000と16-50mm。
以前の記事でも記しましたが、山に気軽に持っていけるミラーレスカメラです。
車山の肩まで車で入ります。
やはり四輪駆動は最強ですね!友人のクルマですが。
出発時の気温は-10度。
稜線だと10m程度の風が吹いています。
カメラが冷たくなって動かなくならないか少々心配です。
写真の稜線左奥にポチっと丸いレーダーが見えますが、あそこが山頂です。
夏道は、いったん右に大きく回り込んでから稜線に乗ります。
夏道で45分なので、ゆっくり歩いて60分というところでしょう。
はい、もう山頂です(笑)
山頂には、この丸いドームがありますが、実は中には気象観測用のパラボナアンテナが入っています。
平成11年、気象庁のレーダー観測網をより充実させるため、老朽化した富士山レーダーに替わり、設置されたんだとか。
北方の美ヶ原を望む。
確かに美ヶ原自体は晴れていますが、その先の北アルプスは雲の中ですな。
残念。
そして、レーダーの裏手に回ると、車山神社の鳥居とその後方にはかすかな富士山が!
そして、お社と蓼科山。
八ヶ岳オールスターズも雲に隠れていましたが、唯一蓼科山だけが姿を見せてくれました。
下り道、素敵な自然のプレゼント
山頂に長居してしまったために、カラダはもう限界でした。
下りの途中に、西日を浴びた柔らかいシュカブラが。
※シュカブラとは、雪面にできる波の模様のことで、風によって雪面が削り取られ、固い層が残ることによって発生します。
そして、北西から南東に伸びる幾筋の太い雲の間からは、天使のハシゴが!
※天使のハシゴとは、太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象の俗称です。
この日は、北アルプスや八ヶ岳が雲に隠れ、イマイチ眺望に恵まれませんでしたが、なかなか気持ちの良い山歩きができました。
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【機材レポvol.4】Canon EOS Kiss5 / FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400 ~所詮Kissと侮るなかれ~
機材レポの中でも、フィルムカメラは3弾目。
PENTAX Z-50P、Canon EOS630に続き、今回はCanon EOS Kiss5です。
この個体は、ジャンクではなく偶然にもキタムラのガラスケースの中で見つけてしまったのです。
Kissなら5か7なら買ってもいいかなとは考えていたので、即GETしました。
約3000円でした。
Canon EOS Kiss5 / SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACRO
自分はEOS Kissの初代を持っていました。
子供を撮るのにマニュアルフォーカスのCanon A1を使っていたのですが、シャッターチャンスを逃さないためにも、オートフォーカスの初代EOS Kissを買ったのです。
しかしそのうち、グリップ部人工皮革の加水分解によるベタつきにより、手放しました。
ざっくり言うと、EOS Kissも初代から、NEW、Ⅲ、5、7と進化しています。
5はグリップ部が人工皮革が貼られていないので、ベタつきはありません。
性能的には、5か7でいい中古があればと思っていました。
レンズはSIGMA28-80mmF3.5-5.6ⅡMACROを装着しています。
写りに関しては、あまりシャープなレンズではないですね。
前回の機材レポートでまとめています。
話はボディに戻りますが、KissシリーズはCanon入門機でありますが、非常に高機能でコスパも高いシリーズです。
それはフィルム時代からデジタル時代でも変わりません。
各種AE機能があります。
ただ、Canon機によくあるパターンですが、電源スイッチがAEセレクトにまとめられています。
自分はほぼAvモード仕様なので、毎回そこまでひねらないといけません。
PENTAX機だと電源スイッチが独立しているので楽なのですが…
しかし、自分がKiss5を評価する最大の理由はこれです。
フォーカスポイントが7点あり(液晶部には7つの黒四角で表示)、どこに焦点が合っているかはファインダー内のスーパーインポーズが赤く光って表示されることです。
更にフォーカスポイントは、シャッターボタン手前のダイアルで任意に変えられます。
これ、デジタル一眼やミラーレスではごく当たり前の機能ですが、当時のフィルムカメラの入門機に搭載されているなんて驚きです。
Canon恐るべしです。
マニュアルフォーカス機でじっくりフィルムカメラを楽しむ方には不要ですが、手軽にフィルムカメラを使いたい方にはいいと思います。
FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400
今回の使用フィルムはこれ。
富士のSUPERIA PREMIUM 400です。
価格もKodak ColorPlusほどは安くはないですが、それほど高くもないですね。
感度が400なので、1本常備しておいてもいいかもです。
ってか、このフィルム、27枚撮りは生産終了とのアナウンスが昨秋流れました。
36枚撮りは残るようなので一安心ですが。
どうか、フィルムの生産性がこれ以上下がらないよう、需要喚起に一役買えればと思います。
テスト撮影してきました
このフィルムカメラレポートシリーズは、自分にとって相性のいいラボ探しも兼ねています。
PENTAX Z-50Pの時は、スキャナーは富士のフロンティア機で自動補正あり。
Canon EOS630の時は、スキャナーはノーリツ鋼機で自動補正なし。
自分の印象としてはノーリツ機で自動補正なしの方がいいと感じていたので、今回のスキャンはノーリツ機で自動補正ありで試してみました。
横須賀海軍カレー。
ピントがちょっと浅かったかな。
またはご飯ではなくきちんとカレーにピント合わせればよかったかな。
これがフジの色なのでしょうか、フィルムっぽい感じが出ました。
これは赤城神社ですが、ちょっとHDR風な仕上がりになっちゃいましたね。
コントラストが低いというか…
ちなみに比較としてPENTAX K1での撮影がこれです。
カスタムイメージ「リバーサルフィルム」なので、ちょっとこってり風ですが。
Kissでの結果がコントラストが低い仕上がりになってしまったのは、自動補正のためなのか、使用レンズのためなのかは結論づけられません。
このホームの暗さを見る限りでは、スキャン時の自動補正で暗部がHDR風に明るく仕上がってしまうことは無いように感じるのですが。
考察、そして次回はどうすんの?
確かにノーリツ機といえども自動補正を掛けた今回は、粒状感が目立った。
しかしそれは、今回フィルム感度を400に上げたことも一因?
また、今回数枚にHDR風の低コントラストな明るい仕上がりがあった。
これも自動補正に起因するのか、はたまた使用レンズに起因するのかは不明。
いずれにしてももう、SIGMA28-80mmF3.5-5.6ⅡMACROは使いません。
ドナドナです。
次のCanon機のテスト用に、おそらくキットレンズですがCanon純正ズームをジャンクで拾ってきています(笑)
そして現在は次の機材レポートに向けて、PENTAXのMZ-3でテスト撮り中です。
富士のフロンティア機で、今度は自動補正なしでスキャン依頼できるか試してみようと思います。
ではまた。
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【撮影記vol.17】丸の内イルミネーション~混雑と寒さで即退散~
写真友達との今年最後の写真部はどこにしよう。
今猛烈な寒波が来てるし、一日中撮るのも辛そうだし…
じゃ、どうせ寒いなら、イルミネーション撮りに行っちゃう?
ということで、オジサン2人、よりによってクリスマスに丸の内のイルミネーションを撮りに行くという暴挙に出てしまいました。
丸の内イルミネーションはアウェイ感満載だった
仕事が終わり、車を飛ばして丸の内へ。
ひえー、すごい人出!
そりゃそうだ、今夜は12月25日、おそらくイヴの次に人出が多いでしょう。
車は、歩行者天国のエリアを除き、路駐だらけで、すれ違いもままならない。
少し離れたビルの駐車場が空いていたので車を置いていざ出陣。
ビルの外に出ると、カ、カップルだらけ…
気持ちを強く持って突き進む。
ティファニー前。
一瞬、人が引いた瞬間に1枚。
とにかく、人が多い。
人物はシルエットで取り込んじゃうしかないですね。
後で駅舎を撮るために三脚は持って歩いていたが、こんな状況じゃ使えないし、周りに迷惑がかかる。
結局手持ち撮影なので、絞りは4.0あたり。
故にピントがシビアになる。
そんな中、友人が綺麗なツリーを見つけたから、そっちに行ってみようと言う。
ここは、とりわけ多くのカップルが写メを撮っていた。
友人曰く、このツリーは、「ハリーポッター」とのコラボのツリーらしい。
後で調べたが、ハリーがホグワーツの手紙を受け取る象徴的なシーンをイメージしているらしい。
ハリーポッターに全く興味がない自分にはなんのこっちゃ?である。
(丸の内のイルミネーションは来年2月20日までやっているそうですが、ハリーポッターのコラボツリーはクリスマスで終わっているようですので悪しからず。)
気が付くと、雪がチラホラ…
カップルに囲まれて雪にも降られて、身も心も寒くなったオジサン二人。
東京駅の方にそそくさと退散するのであった。
夜に撮りたかった丸の内駅舎
丸の内の駅舎は昼間は撮ったことがあったが、夜も撮りたいと常々思っていました。
実際にはもっと暗い感じですが、RAW現像で明るく補正しています。
駅前の空間が広いので、雨上がりのリフレクション写真を撮られる方も多いですね。
次回はチャレンジしてみようと思います。
最後は振り返って、新丸ビルです。
久々にDA16-45mmF4レンズを持ってきました。
絞り羽根が8枚で偶数枚なので、光芒が綺麗に出ます。
これは三脚を使ったのでF11まで絞って、光芒を細く出してみました。
いや~、この夜は寒かった。
今年もあと数日、みなさんご自愛くだされ。
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【撮影記vol.16】南房総ドライブ~赤山地下壕に潜入~
前回の養老渓谷に続いてまた千葉ネタです。
だって神奈川からアクアラインだとかなり時間短縮だし、高速代も安く済みますからね。
片道800円ですから首都高より全然安いです。
これは森田前千葉県知事の功績だと思います。
経済効果も相当にあるでしょうし。
でも、帰りの渋滞が酷いんですよね。酷すぎる!
またアクアラインのおかげで日帰り可能となってしまったために、逆に旅館などの宿泊施設にマイナスの影響が出ているんだとか。
でも、魅力的な千葉に気軽に行けるのは間違いないですね。
話はそれましたが、今回は房総半島南端の館山まで行ってきました。
館山にある赤山地下壕です。
ここは、太平洋戦争時の館山海軍の防空壕です。
今回は取り立ててフォトジェニックな場所というわけではないですが、館山って戦争遺跡が多かったんですね。
考えてみれば、東京湾の入口、要衝ですからね。
撮影活動一辺倒ではなく、たまには歴史探索もいいですね。
帰りのアクアライン渋滞回避のためには、赤山地下壕開園の9時半にお邪魔したい。
ならば早めにとスタートしたのですが、ちょっと早すぎました。
ではということで、小湊鉄道の飯給駅に寄り道しました。
飯給…ちょっと読めませんよね。
正解は「いたぶ」です。
小湊鉄道には撮影によく行くのですが、とにかく個性的な駅がいっぱいあります。
(そのうち小湊鉄道のまとめの記事も書く予定です。)
その中でも一番好きな駅です。
山と畑の間にひっそりと佇む駅舎。
一日の列車の本数も少ないのですが、偶然にも上り下り一本ずつ通過してくれました。
ディーゼル2両編成、いい味出してますね。
朝の飯給駅。
この日は、朝もやが多かったです。
赤山地下壕に潜入!!
房総半島を南下し、ようやく館山に到着しました。
赤山地下壕は特に民間の観光地ではないので、大きな看板も無く非常に判りづらかったですが、グーグルマップ様のおかげでようやくたどり着きました。
地下壕の入口手前のホールで受付を済ませます。
入園料200円。
公営なんでしょうけど激安!
そして、ヘアーキャップを被り貸出のヘルメットを装着。
懐中電灯も渡されます。
ウォー、頭の中に川口浩探検隊の歌が流れてくる♪(古っ)
入口はこんな感じ。
柵を開けないと入れません。
この辺はイノシシ注意の貼り紙が多いので、動物避けなんでしょうかね。
のっけから、頭上注意です。
気分が盛り上がります。
照明灯のそばには植物が。
凄い生命力。
この地下壕は、長さが約1.6km。
見学できる部分は一部ですが、通路が並走して掘られていたりして複雑です。
発電所や病院施設もあったとのことです。
砂岩や泥岩の地層が重なり合って、とても綺麗です。
木星の模様のようです。
空間ごとにくぼみが掘られていますが、それぞれ意味があるんだそうです。
結局、なんだかんだ1時間近くも長居してしまいました。
上にも書きましたが、館山は戦争遺跡が多いです。
時間がまだあったので、館山海軍砲術学校炊事場跡を探していってみました。
館山海軍砲術学校自体は残っていませんが、その炊事場の壁が奇跡的に残っていました。
のどかな田園地帯のなかにこのレンガ壁が残っています。
当時の状況に思いをはせながらシャッターを切っていると、地元の猫がのんびりと歩いて、その中に入っていきました。
うーん、館山、そして戦争遺跡、良かったですね。
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【撮影記vol.15】養老渓谷トレッキング~渓谷と紅葉のコラボ~
この季節は南下する紅葉前線を見ながら行き先を考えることになります。
今年の紅葉撮影では、群馬の赤城山は時期より遅すぎて、神奈川の生田緑地は早過ぎてと、残念ながら時期を微妙に外していました。
ならば三度目の正直とばかりにと、今週は千葉の養老渓谷に行ってみました。
今回の同伴は写真友達ではなくて、山仲間。
撮影ポイントで待たせてしまっても申し訳ないので、サッと取り出してサッと撮れる、ボディはSONYα6000、レンズはSELP1650の一本勝負です。
いつもの登山スタイルですね。
まずは粟又の滝エリアへ
上にリンクを貼った養老渓谷観光協会の地図を見ていただければ解りますが、一口に養老渓谷と言ってもいくつかのエリアに別れます。
まずは一番ドン付きの有名な粟又の滝エリアへ。
粟又の滝は別名養老の滝で有名ですが、居酒屋の「養老乃瀧」を思い出してしまうのは自分だけではないはず(笑)
訪れた日は月曜日であったが、右を見ても左を見ても人人人…
駐車場もほぼ満車で簡易トイレも設置され並んでいました。
前日の日曜日だと、多分カオス状態だったんでしょうな。
少し先の駐車場に停めて、粟又の滝の少し上流で川岸に下り立ちます。
深い渓谷に爽やかな午前の光がさす…
明るい山や公園の紅葉とは一味違う深みのあるコントラスト。
いつもとは異なる予感を抱きながら、いったん川岸の高みを巻きしばらく歩くと、今度は粟又の滝の正面に下り立ちます。
オーッ、ワンダフォー♪
多くの観光客が思い思いにスマホを向けたり、多くのカメラマンが三脚立てて「作品」を狙っています。
自分は特に三脚を持ってはこなかったのですが、滝の流れを表現したくてスローシャッターを手持ちで挑戦。
セルフタイマーをセットし、脇を閉めて全集中!
1/8秒でなんとか撮れました。
その後、少し下流までお散歩。
途中で滝を振り返ると、多くの観光客が行きかう渡渉ポイントが、ビートルズの「アビイ・ロード」のジャケットに見えて、思わずパチリ。
人の往来をサイドから狙う構図、好きなんです。
食後は弘文洞エリアへ
養老渓谷の下流方面に移動し、駐車場で焼き芋を食ってマッタリしていた時です。
地元のオバサマが、その先のトンネルを抜けた先の紅葉が綺麗だから是非見に行けと。
簡単な行き方を教わりてくてく歩くと、そこには不思議な光景が。
何故だ?トンネルの出口が上下2段になっているではないか!
ここは、向山トンネルと言って、もともとは素掘りのトンネルが上の出口につながっていたそうです。
後に、その先の道への接続を考えて、下段のトンネルが掘られたんだとか。
そばを歩いていたカップルの女の子が、「さすが千葉、穴の形までピーナツだね。」と(笑)
トンネルを抜けると、粟又エリアとはえらい違い。
こちらは観光客も少なく、静かです。
渓流の流れも緩やかで、紅葉も負けていません。
少し先まで行くと、弘文洞という絶景ポイントがあります。
この景勝は、川の直線化を行った際に造られたトンネルであったが、1979年に上部が崩落し、現在の姿となったとのことです。
ちょうどその隙間から日が差してきて、幻想的です。
この養老エリア、ハート形に陽が差す濃溝の滝や、チバニアンと呼ばれる時代の地磁気逆転期地層など、まだまだ見どころがありますね。
是非また行ってみたいです。
では。
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