翼写真館

素人オヤジがただひたすらに写真撮りの記録を残したり、機材の考察をしたりするブログです。

オールシーズンタイヤ履いてみた~YOKOHAMA BluEarth 4S AW21~

おっと、カメラブログなのに、車の話題なんて、掟破りじゃないですか!

まあまあ、おそらくカメラ好きならば共通の関心がある話題もあるんじゃないですかね。

ってことで今回は掟破りを解禁しちゃいました。

自分の場合は、カメラ撮影の場合は9割は車利用なので、車に関する話題も重要なのです。

 

ここで何故、オールシズンタイヤかというと、今月久しぶりに家族旅行となりました。

行先は、岐阜エリア。

この時期なので降雪の可能性もあり、当初はバスツアーを考えていましたが、なかなか希望にフィットするツアーが見つからず。

またコロナ感染低減の意味合いもあり、バスツアーではなく、オールシーズンタイヤに履き替えて車で行こうとなりました。

 

 

選んだのはコレ YOKOHAMA BluEarth 4S

そもそも、オールシーズンタイヤとは、どんなものでしょうか。

簡単に説明しますと、晴天・降雨時では夏用タイヤに近いグリップ力をもち、雪道においてはスタッドレスタイヤに近いグリップ力を持っています。

ただし、凍結路に関しては、夏タイヤよりはマシな程度で、対応しているとはいいがたいです。

海外のタイヤメーカーを中心に開発が進み、近年は日本でも注目されるようになりました。

夏用タイヤとスタッドレスの2組を持つ必要がないため、デメリットを理解したうえで使えば、それなりに良さそうです。

 

いろいろ悩みましたが、結局選んだのはコレ。

YOKOHAMA BluEarth 4S AW21です。

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BluEarth-4S AW21_製品特長 - ヨコハマタイヤ [YOKOHAMA TIRE]

夏用タイヤとしての評判や総合的な評価が非常に高い、ミシュランのクロスクライメートシリーズと悩みました。

結局は、雪上性能が高く、また、今まで使用していた夏タイヤがBluEarthであったことが決め手で、BluEarth 4Sにしました。

トレッドパターンはこんな感じです。

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ホームページのイラストよりはリアル感があると思います。

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スノーフレークマークがついていますので、高速道路で「冬用タイヤ規制」が実施されていても走行は可能です。

(ちなみに全車両チェーン装着規制の際は、オールシーズンタイヤもチェーンを装着しなければ通行することはできませんが。)

 

実際に走ってきました

BluEarth 4Sを装着してから2週間、そして今回の岐阜旅行、合わせて約1000kmでのインプレッションです。

(※カメラレポートでもいつも書いていますが、これは個人的感想ですので、悪しからず。)

 

《ドライ状況でのフィーリング》

・乗り心地は夏用BluEarthより若干柔らかいのかなという感じですが、ほとんど変わらないです。

ロードノイズは30km以下で低周波の「ゴー」というノイズがほんの少し感じられますが、これはほとんど気にならない程度です。

・ドライブフィールは多少柔らかい感じはしますので、高速での運転時や山道での下りのコーナリングなどは少し慣れが必要でしょう。

 

《雪道でのフィーリング》

今回は往路の中津川~下呂辺りは全く雪はありませんでしたが、復路の高山~安房峠~松本エリアは降雪後でした。

しかしそこもほとんど除雪されていたため、雪道での走行テストは完全にはできませんでした。

ちなみに山中で雪が残っている場所を見つけたので、少し走ってみました。

・10~15cm程度の積雪でのグリップは想像以上に路面に食いついてくれ、ブレーキングもいい感じでした。

・シャーベット状の路面も食いつきも良かったです。

・気温が氷点下でなかったのか凍結は見いだせず、走っていません(オールシーズンタイヤはそもそも凍結路は夏用タイヤ同程度ですから。)

 

《燃費》

肝心の燃費ですが、岐阜旅行の前の2週間の市街地走行の感じでは、夏用BluEarthの10%減ではないかと感じていました。

しかし、今回の岐阜旅行800kmでの燃費計での結果は意外にも良かったです。

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普段のロングドライブでの夏用BluEarthでの燃費とあまり変わらないじゃないですか。

ちなみに大人4人乗車です。

確かに今回はかなり慎重に走ったというのもありますが、この数字が出たことを考えると、BluEarth 4Sの燃費悪化はそれほど気にすることもないんじゃないかと感じました。

 

《結論》

自分のような温暖な首都圏住まいで、急な降雪対策、または初冬までのドライブにしか降雪地域へのドライブをしないという方には十分利用価値があるのではないかと感じました。

 

今回はカメラの話題ではなかったですが、ちょっと気になるアイテムだったので、まとめてみました。

では。

 

 

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【機材レポvol.3】SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACRO ~ジャンク箱のメジャーレンズは使えるのか?~

前回の機材レポCanon EOS630の回で使用したレンズ、SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACROについて、今回は書いてみようと思います。

前回のフィルムカメラでのレポートでは、このレンズに対して、解像感が低い、フレアが出やすいなどの感想を述べました。

tsubasa003.hatenablog.com

カメラ本体やスキャンデジタル化のレポート以前に、正直レンズの性能にちょっと不安を感じてしまいました。

ですので、近いうちにフィルムカメラではなく、デジカメかミラーレスカメラに付けて検証してみたいと記していました。

気になっていたので、紅葉の撮影がてら、ちょっと試してきました。

 

 

SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACRO

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そもそもこのレンズは、ハードオフでジャンクカゴの中から、980円で救出してきたものです。

特に外観は大きな汚れや傷もなく、光学系も細かなチリはありますがクモリやカビは見当たりませんでした。

このレンズ自体はサードパーティ製で各マウントが発売されたため、ハードオフ等のジャンクコーナーではとてもよく見かけます。

カラーはブラックとシルバーがあるようで、更にⅠ型と改良版のⅡ型があるようです。

自分の個体は正面から見た銘板に「Ⅱ」があるので、Ⅱ型だと思われます。

あと具体的にどのような違いがあるのかは判りませんが、Ⅰ型はデジタル非対応で、Ⅱ型はデジタル対応らしいです。

実際のところ、所有しているSIGMAのマウント変更アダプターを介したSONYα6000でも動作は多少ゆっくりながらもAFは普通に作動します。

ただ、作動するだけで、いい絵が撮れるかは別問題ですが…

そして、比較写真用には同じくSIGMAの17-50mmF2.8EX DC OS HSMを使用しました。

1枚だけですが後半で比較写真を載せています。

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SIGMA 17-50mmF2.8EX DC OS HSM



 

テスト撮影してきました

と言うことで、休日に紅葉を撮影しに行くことになったので、ついでにテスト撮影してきました。

ボディは、SONY α6000+マウントアダプターSIGMA MC-11です。

載せた写真は全てRAWからの無補正jpg変換です。

当日は曇りのため、直射日光の影響は受けにくいと判断しましたが、のっけからこんな感じで白っぽく写っています。

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ちなみに右側からのサイド光です。

 

次の写真はほぼ逆光ですが、これも白っぽいですね。

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曇りなのでゴーストまでは出てませんが、この程度の逆光でも白っぽくなります。

ちなみに比較用に、同じくSIGMAの新しい28-50mmF2.8で同じ感じで撮ったものがこちらです。

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【比較用】SIGMA 17-50mmF2.8EX DC OS HSMにて

コントラストが全然違いますね。

やはりテストしているレンズは順光以外は厳しいようです。

 

また、どこにピントがきてるのか判らない写真も量産されました。

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左下の葉っぱの塊にマニュアルフォーカスしたのですが。

比較的ピントが合った写真でも、こんな感じです。

クッキリとはいきませんね。

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フィルム時代のレンズだからこんなものなんでしょうか。

このレンズに関する様々なブログを見るにつけ、「普通には使える」と言うレビューが多いように感じますが、「普通」の定義も人それぞれですからね。

少なくとも自分のこの個体は厳しいですね。

 

とは言え、このレンズの名誉挽回ということで、望遠端80mm限定ですがハーフマクロで撮ってみました。

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これは、Canon80Dに付けて撮ってみました。

阿修羅様のすぐ後ろにあるのは、サイズが判るように置いたフィルムの箱2段重ねです。

結構寄れますね。

(これは、ハーフマクロで、更にAPS-Cフォーマットですが。)

 

以上簡単なレポートでしたが、やはりフィルム時代の安いレンズは、外観は綺麗でも、反射防止コートや解像感など微妙なところがあるんでしょうかね。

そこを理解した上で、お遊びで上手く使えるかだと思います。

勉強になりました。

ではまた。

 

 

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【機材レポvol.2】Canon EOS630 / Kodak ColorPlus ~スキャンのラボも変えてみた~

前回のフィルムカメラレポートから、早くも1ヵ月経ちました。

tsubasa003.hatenablog.com

今年の夏からフィルムカメラは7台も買ってしまったので、このペースで書いていたら、半年以上かかってしまいますね。

まあ、趣味の記録なので、のんびりやっていきます。

 

 

Canon EOS630 / SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACRO

まずは、カメラ本体の紹介。

Canon EOS630。

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この機種は、兄弟機の650同様、中古カメラジャンクコーナーで非常によく見かけます。

別に前から狙っていた機種でもなかったのですが、直前にジャンクで買ったPENTAX Z-50Pの成功体験があったので、レンズ付きで1480円だったので買ってしまいました。

交換レンズに対するジャンク病が治癒されつつある中で、めでたくフィルムカメラに対するジャンク病が発症したというわけですね。

この機種をいじっていて感じたこと。

ファインダーが明るく、ピントの山が掴みやすい!

まだ、マニュアルフォーカスからオートフォーカスに変わったころの機種であるためだろうか。

しかし、少し残念な症状が…

フィルムを入れて数枚テスト撮影したあと、1ヵ月放置で電池切れ!

げえ~、リチウム電池2CR5って高いんですけど…

よくよく調べてみたら、この機種はメインスイッチを切っても微弱電流が流れ続け、電池が放電してしまう症状が多いとのこと。

それから使用するとき以外は、電池抜いています。

比較的古めのフィルムEOSではメジャーな症状らしく、EOS系を買う方は下調べしたほうが良さそうです。

そして、付属のレンズが35mmスタートだったので、本体購入の次の休みにレンズ買い増しの暴挙(笑)

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SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACRO、税込980円です。

これも、中古カメラ店にはゴロゴロ転がっているので、大した写りは期待していませんが、テレ端80mmでのハーフマクロにひかれちゃいました。

 

Kodak ColorPlus

今回のフィルムもこれです。

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あえて、前回のテストと同じフィルムです。

前回の感想だと、粒状感が感じられ、白飛びに弱い感じでした。

しかし、それはフィルムに起因するのではなく、スキャンに起因するんじゃないかと思い、ラボを変えてみました。

 

 

テスト撮影してきました

今回の現像とスキャンデータ化は、前回の家電量販店から、DPE専業の某チェーン店に変えてみました。

スキャンは前回同様600万画素ですが、スマホ転送ではなくCD書き込みでもらえます。

前回、スキャンデータの粒状感が気になってしまい、その後ネットでいろいろ調べてみました。

検索の結果、前回のスキャナーは富士のフロンティア機を使用していたと思われるが、ノーリツ鋼機のスキャナーの方が自分には合っているのではないかとという推測に至りました。

そして、ノーリツ鋼機のスキャナー使用のラボを探し、依頼をしたわけであります。

その際、「それならば、自動補正無しでスキャンしてみましょうか。」のアドバイスを店員からいただき、今回は補正なしで依頼。

図々しくも、露出と色合いは補正ありでシャープネスのみ補正オフにできないか聞いてみたが、自動補正はオンとオフしかできないとのこと。

そりゃそうですよね、そこまで細かく顧客の注文に応えていたら赤字になってしまいますもんね、本当にスミマセン。

来年には自分でスキャナー買ってそうな予感がします。

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気になる粒状感は、富士機よりは多少なめらかなので気にならないレベルになったとの表現が正しい。

しかし、満足できるレベルでもない。

また、今回多少粒状感が改善されたのは、スキャナーの違いからなのか、無補正でお願いをしたからなのかは現段階では判りません。

今後はノーリツ機での自動補正ありを試し、逆にフロンティア機でも補正無しが選択できるなら、試す必要があると思います。

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露出と色は富士機で感じた白飛びを感じるほどの明るさや、派手目な感じはなく、トーンはおさえめ。

カラーは少し緑かぶりが感じられるが、気になるほどではない。

前回と同じコダックカラープラスだが、正直とても同じフィルムだとは思えません。

当たり前ですが、フィルム撮影⇒スキャンの場合は、フィルムの色味云々よりもスキャン機や補正有り無しの方がよっぽど影響があることが解りました。

(まあ本来は、フィルムはプリントして鑑賞が正しいやり方であって、自分が求めているものは、フィルム特有の雰囲気をデジタルデータとして扱いたいという、歪んだ欲望ということも良く解っておりますです、ハイ。)

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少し補正してみました。

600万画素あると、jpgデータでもそれほど荒れませんね。

富士機にしてもノーリツ機にしても、自動補正が自分の好みではないとの結論に至った時は、無補正で依頼し、自分で補正もありですね。

最後に、SIGMA28-80mmF3.5-5.6ⅡMACROのインプレッション。

正直、解像感がかなり低いです。

一体どこにピントが合っているんだ?というショットが数枚ありました。

また、晴天で使ってみたが、順光以外では、ゴースト・フレアがかなりの確率で出ますね。

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フードを使用していなかったこともありますが、ファインダーを確認しながら手でハレ切りをしたのですが、あまり効果が無かったです。

検索してみましたが、このレンズ、逆光にはムチャクチャ弱いレンズでした(笑)

でも、せっかく買ったレンズなので、そのうちデジカメかミラーレスに付けて検証してみます。

 

なんか、ボディの話なのかレンズの話なのか、はたまたスキャンの話なのか、全くまとまりがありませんな。

ではまた。

 

 

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【撮影記vol.14】赤城湖沼トレッキング~紅葉にはちと遅かった~

自分は毎年どこかに紅葉を撮りに行くのであるが、今年は友人から「日光」の提案が。

しかし、早朝にいろは坂を越えないとド渋滞でしょ!ってことでボツ。

じゃあ、赤城に行ってみっかってことに。

赤城は登山で数回訪れていたが、今回は湖沼巡り。

はてさて、10月最終週、紅葉にも期待です。

 

 

覚満淵…それは小さな湿原

赤城に来たときはいつも停める、おのこ駐車場。

100台は停まるはずなのに、なんと満車。

引き返して、いくつかの駐車場を覗いてみるものの、なかなか空いていない。

結局、県立赤城公園ビジターセンターの駐車場にようやく1台分空いていたので、何とか停められました。

駐車場の向かいが覚満淵なので、ここからトレッキングの開始にします。

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PENTAX K1 / TAMRON SP AF 28-75 F2.8 XR Di

覚満淵は、周囲約1キロほどの小さな湿原で、「小尾瀬」とよばれているそうです。

確かに木道があって、そんな雰囲気があります。

しかし、全くの調査不足で、このエリアはモミジの紅葉ではありませんな。

おまけに落葉しかけてます。

まっ、仕方ない。

今日は軽めのトレッキングに切り替えです。

上手くすれば、覚満淵の湖面に木々のリフレクションが撮れそうです。

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PENTAX K1 / TAMRON SP AF 28-75 F2.8 XR Di

覚満淵の対面に回ると、歩いてきた木道が湖面に映っています。

赤、黄、緑…とこれはこれで美しいですね。

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PENTAX K1 / TAMRON SP AF 28-75 F2.8 XR Di

ほぼ一周してきました。

逆光で、ゴーストが入ってしまいましたが、湖面に山が映って綺麗です。

覚満淵は波が無いので、風がやめば、反射は撮りやすいですね。

では、道を下って、大沼に移動です。

 

 

開放感あふれる大沼

大沼は赤城観光の中心地ですね。

お土産屋、食堂もたくさんあり、ボートもあります。

さすがに大沼の一周はきついので、赤城神社まで歩くことにしました。

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PENTAX K1 / TAMRON SP AF 28-75 F2.8 XR Di

大沼に突き出た半島に赤城神社はあります。

湖岸から半島の先端に掛かる赤い啄木鳥(きつつき)橋が綺麗ですね。

しかし橋は現在は老朽化のために通行禁止です。

ですので、半島の根元から神社に向かいます。

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PENTAX K1 / TAMRON SP AF 28-75 F2.8 XR Di

神社の周りはまだ紅葉が残っていました。

湖畔沿いに灯篭が並んでいます。

夜は灯篭が灯るんでしょうか。

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PENTAX K1 / TAMRON SP AF 28-75 F2.8 XR Di

紅い木々の中に陽で照らされた青いモミジが。

鳥居を入れて撮影していたら、「あら綺麗!」とおば様方が集まってきました。

早くも疲れてきちゃったので、お昼前ですが、湖畔の食堂でランチです。

我々が入ったあとから、観光客が続々と。

ギリギリのタイミングでした。

 

 

小沼…それは小さな湿原

駐車場に戻り、最後は、小沼に移動です。

っと、そのまえに、鳥居峠にお立ち寄りです。

ここは地形的に赤城外輪山の稜線上にあるために、振り返れば、大沼、覚満淵が。

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PENTAX K1 / TAMRON SP AF 28-75 F2.8 XR Di

南東側も開けていて、関東平野が見渡せます。

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PENTAX K1 / TAMRON SP AF 28-75 F2.8 XR Di

この峠にはかつて赤城登山鉄道のケーブルカーが来ていました。

現在は廃線となっていますが、遺構がレストランとして残っており、一見の価値ありですね。

ソフトクリームが濃厚でした。

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PENTAX K1 / TAMRON SP AF 28-75 F2.8 XR Di

そして、やっと最後の小沼です。

こちらはとても静かで、波打ち際にシートを敷いてのんびりしている方々が多くいました。

 

あらためて赤城を回ってみると、意外な発見も多く、結果的に大満足でした。

機会があれば、朝霧をまとう冬の覚満淵に来てみたいと思います。

 

 

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【機材レポvol.1】PENTAX Z-50P / Kodak ColorPlus ~25年ぶりのフィルムカメラ~

前回のブログアップから約1か月経ちました。

tsubasa003.hatenablog.com

別にネタが切れたわけではありません。

逆にフィルムにどっぷりハマっていたわけです。

フィルムはデジタルと比べて、1本使い切らないと現像に出せない、ラボにも休日にフィルム出しと受け取りと2回行かなきゃいけないというわけで、どうしてもタイムラグが出てしまうんです(一応、現役社会人なもので時間が限られます)。

それから、「機材レポ」なる大げさなタイトルがついていますが、個人が特定の条件で体験した感想を記しているのであって、あくまでも「つぶやき」の範疇であることをご理解くださいませ。

 

 

PENTAX Z-50P

機材レポ第1回目のこのカメラ。

自分の約25年ぶりに再開したフィルムカメラ第1号ですが、たまたまハードオフのガラスケースで見つけちゃっただけです(笑)

もともと、今年に入ってから、PENTAX MXなどのマニュアル機を物色していたわけですが、この個体は綺麗な割には500円だったので購入した次第です。

ペンタックスオートフォーカス機ならば、SFシリーズのSFX、ZシリーズのZ-1、MZシリーズのMZ-Sといった旗艦機の出玉を待つところですが、こればっかりは出会いなので仕方ありません。

 

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外観はこんな感じです。

レンズはTAMRONの28-75mmF2.8通しをつけています。

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フィルムオートフォーカス時代のPENTAXは軍艦部中央に液晶がある機種が多いですね。

レンズ、ファインダーと同じ光軸上にあるので横への視線移動が無く、非常に使いやすいです。

なんで他メーカーが追随しなかったんでしょうかね。

ちなみにこの個体のジャンクの理由は、ファインダー内の情報表示部に滲みがあり判読しずらいことだと思います。

しかし、実際にはこの軍艦部の液晶がとても見やすいので問題ありません。

操作は、左側のMODEボタンを押しながら、シャッターボタン手前のダイヤルを操作すると、プログラム、シャッタースピード優先、絞り優先、マニュアルの各モードが選択できます。

その後、ダイヤルを左右に動かすと、シャッタースピードまたは絞り値が選択できます。

写真では、液晶部の「Av」の上にダイヤルを表すギザギザの半円マークがあるので、絞り優先モードです。

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ちなみに、レンズの絞りリングのA位置を外して絞り値を変えて、絞り優先モードを使うことも可能です。

ちょっとマニュアルカメラ風な使い方もできますね。

 

 

Kodak ColorPlus

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今回使ってみたのは、KodakのColorPlusです。

以前に比べて、フィルムは相当値上がりしていますが、現状普通に入手できるフィルムで一番コスパがいいのはこのフィルムでしょう。

そもそもジャンクカメラですから、この先どんな落とし穴が潜んでいる間もしれません。

まずは、このフィルムでテスト撮影です。

 

 

テスト撮影してきました

レンズは、TAMRONの28-75mmF2.8。

現像は、某家電量販店で、データは600万画素スマホ転送です。

大概のラボではデジタルデータのCD焼きこみが200万画素が主流だと思いますが、その家電量販店ではほぼ同じ価格で600万画素データスマホ転送ができました。

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青梅にて

 

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横浜にて

想像していたより粒状感が強いですね。

特に、ボケの部分。

パンフォーカスの写真だと、目立ちずらいですがね。

フィルムスキャンが初めてのため、こんなものだという基準がないので、その原因は判断できません。

まあ、25年前はプリントした写真を眺めていたわけで、PCで等倍鑑賞なんてしたら粒状感ありありなのは理解できますけどね。

今後も、カメラ、フィルム、データ化の方法などをいろいろ変えて観察していきます。

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横浜中華街にて

Kodak ColorPlus…暖色系というレポートがネットに散見されますが、パッケージのカラーからくるプラセボ効果のような気もしますが。

色味の違いは、今FUJIFILMのSUPER PREMIUM400が2本カメラに入っているので、後日あらためて比較してみたいですね。

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横浜にて

今までの写真を見ると、確かにこのフィルムは彩度は高いがくすんだ色味との評価がありますが、確かにそれはうなずけます。

ただ、今回のかなりのショットに関して言えるのですが、暗部の表現は粘るのですが、明部はやや飛びやすいと感じました。

これは、カメラの露出のクセなのか、フィルム特性なのかは判りませんが、近々Kodak ColorPlusがEOS630から上がるので、確認したいと思います。

同じ傾向ならフィルムに起因、適正露出ならば、Z-50Pに起因ですね。

あとホワイトバランスですが、撮影は曇りが多く、もっと青かぶりするかと思いましたが、意外と大丈夫でしたね。

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鶴見線大川駅にて

最後に、大川駅にて。

今回の現像では、この1枚が一番フィルムっぽく感じました。

 

あまり、機材レポにはなっていませんが、そのうち精度もあがると思います。

では。

 

 

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嗚呼、フィルム沼の縁に立つ…

昨今のフィルムカメラブーム。

Twitterを開くと、日々若者たちが情緒的なフィルム写真をお披露目している。

このブログの開設時にも書いたが、自分は中学生のころにフィルム一眼と出会い、趣味の一つとしてきた。

しかし、自分の写真技術の向上を置き去りにして、カメラという工業製品の技術は日進月歩を果たしている。

マニュアルフォーカスからオートフォーカスへ。

フィルムからCCD(CMOS)のデジタルへ。

ペンタプリズムからミラーレスへという具合である。

子供のころは眼を見開き、窒息しそうなほどに息を止めてピントを合わせていたのだが、ミラーレスだと指先一本で狂いもなく合ってしまうのだ。

多分、「ここ」なんだな。

フィルムを選び、フィルターを変え、露出を決定し、ピントを合わせ、シャッターを切る。

この一連の面倒な手間(ストーリー)が写真に対する思いを高ぶらせ、現像が上がった袋からプリントを取り出すときのワクワク感につながるんだと思う。

フィルムカメラはこんな麻薬のようなものだから、再びそれを手にしたときは、きっと防湿庫からそれがあふれる事態になるとことは容易に予測できていた。

だから封印していたのに…

 

【沼への一歩目】PENTAX Z-50P

モデルナワクチン接種翌日の朝、その思いはむくむくと抑えきれなくなった。

今年の夏から、PENTAXの機械式一眼レフをまた始めたいという気持ちが芽生えていた。

PENTAXの「3K」って、KX、MX、LXだったんだなどといらぬ毒情報がネットを通じて脳内に入り始めていた。

ほ、欲しい…

うん、今日はワクチン接種の翌日だけど、もう熱は下がったよ!

病は気からとはよく言ったもので、微熱をものともせず、気が付けばハードオフのジャンクコーナーの前に立っていた(笑)

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ジャーン、Z-50P!(レンズは既に所有のKマウントです)

機械式は無かったけど、税込500円だもん、救出していいよね?

ジャンクでしたが、美品でした。

電源を入れてファインダーを覗くと、液晶表示部がにじんでいたのでジャンク扱いになったのでしょう。

当日は空シャッターで満足していましたが、翌日にはフィルムを装填し、週末には青梅写ん歩に帯同させました。

 

 

【沼への二歩目】Canon EOS630

沼というものは恐ろしい。

一歩目を踏み込むと、必ず二歩目にはまる。

9月は週末ごとに天気が悪い。

こんな時は、ハードオフ巡礼だ(笑)

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Canon EOS630+35-80mmレンズ、税込1,480円。

外装左下に傷があるが、それを除けば綺麗である。

以前所有していた、初代EOS kissの前のモデルらしい。

さすがCanon、フォーカスはZ-50Pより静かで速いかも。

しかし、ズームが35mm始まりはちょっと使いづらいかなあ。

Kマウントレンズはそれなりに持っているんだけど、フルサイズフォーマットのEFマウントレンズ標準ズームは他に持って無いしなあ…

 

 

【沼への三歩目】SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACRO

では、今後のCanonミラーレス機導入にむけて、Lレンズとかの標準ズーム行っちゃいますか!

いや待てよ、ミラーレス機導入はまだSONYのαシステムのとも決めかねているわけだし…

ということで、ハードオフですね(笑)

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SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACRO、税込980円です。

正直なんでジャンクなのかは解りません。外装は手入れしたら綺麗になりましたし、光学系も細かなチリだけです。

しかも、テレ側でハーフマクロいけちゃうじゃないですか!

こいつでしばらくは楽しめそうです。

 

 

フィルムは高いんだよな…

そう、フィルムカメラって、ジャンクを漁っている限りは安いんですよね。

しかし、フィルムが高い、高すぎる。

フィルム+現像+データ化のコストを1ショットあたりで割り返すと、60~80円程度でしょうか。

う~ん…

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今のところ、ジャンクカメラの程度を探っている状態なので、一番コスパのいいコダックのColorPlusで十分すね。

 

 

沼の底には何がある?

既にデジタルカメラシステム群で80リットルの防湿庫は満員御礼なので、上記2台はプラスティック製の防湿ケースにあふれ出ています。

この先、フィルムカメラの沼には底があるんだろうか…

少なくとも今は、

PENTAX SP、KX、MX、LXに加えて、SuperAやMZ-3、5、istあたりにも興味がある。

Canonも以前所有していたA1も買い戻したいし、F1や、kissのⅢ以降にも興味がある。

もっと心配なのは、自分の探求心の矛先がこの2社だけにとどまっていればいいのだが。

 

嗚呼、フィルム沼の縁に立つ…

 

 

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【撮影記vol.13】青梅駅前写ん歩~昭和レトロを探して~

今月で、ようやくコロナワクチン2回目接種が終わりました。

やはり、予想通りの副反応が出ました。

でも接種後の発熱の中、どうしてもジャンクカメラを漁りたい衝動に駆られて出かけてしまいました。

ゲットしましたよ、PENTAXフィルムカメラ、500円で。

そのカメラの詳細はまた、現像が上がってからにしますので。

今回は、フィルムカメラを使うならレトロな街撮りだということで、青梅に行ってきました。

今回掲載の写真はフィルムカメラのお伴として持って行った、PENTAX K1です。

デジタルもフルサイズだと、フィルムカメラとレンズの使いまわしが利きますもんね。

PENTAXのKマウントはフィルム時代のレンズもデジタルのレンズも共用できるので流石です。

 

 

昭和レトロな青梅は猫の街でもあった

今回はちょっと曇り気味で、あまりモチベが上がりません。

そう、まだまだ雨の日や、コントラストが低い曇りの日には何をどう撮るべきかの引き出しが少ないんですね。

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PENTAX K1 / FA28-70F4AL

青梅線に掛かる橋のそばで見つけた喫茶店

猫の飾りや看板がいっぱい。

予備知識を入れずに臨んだのでビックリしましたが、街中に行くと、猫をモチーフとしたオブジェや看板がたくさんありました。

そういえば…以前言った谷根千もそうでした。

レトロな街と猫は相性がいいんでしょうかね。

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PENTAX K1 / FA28-70F4AL

住吉神社の入り口には、レトロな木製のバス停と風鈴がありました。

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PENTAX K1 / FA28-70F4AL

一瞬の青空。

鉄製のオブジェのような電話ボックスがありましたが、どうにもこうにも周囲の邪魔な写りこみをカットできず、頭のアップだけです。

 

 

昭和レトロ商品博物館

ちょっと面白そうなところを見つけました。

www.omekanko.gr.jp

公式ホームページはTwitterのようだったので、リンクはおうめ観光ガイドの方を貼らせていただきました。

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PENTAX K1 / FA28-70F4AL

建物の名前の通り、展示物は昭和レトロなものなんですが、入口近くの展示はカメラコーナー。

ぺ、ペトリですよ!

こういうシンプルなカメラもいいですね。

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PENTAX K1 / FA28-70F4AL

奥に入ると、映画の看板やらタバコやお菓子やら。

見ていて飽きません。

2階に上がると、小泉八雲の「怪談雪女」に関するコーナーが。

雪女に関する話は日本全国にあるのでしょうが、小泉八雲の話は、舞台は青梅だったんですね。

ちょっと悲しい物語です。

 

 

最後に街を一周り

この日は今一つ写真の歩留まりが悪く、いわゆる街の食堂でカツ丼を食って一休み。

最後に街をもう一周してみました。

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PENTAX K1 / FA28-70F4AL

一本裏道に入ると、こじゃれたアトリエが。

青いペンキが印象的です。

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PENTAX K1 / FA28-70F4AL

最初の喫茶店に戻ってきました。

青梅線が橋の下を通過するのを待ってみました。

 

青梅はもちろん谷根千や川越と比べたら小さいエリアですが、程よいレトロ感の落ち着いた街でした。

ではまた。
 

 

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