【撮影記vol.10】梅雨の合間の南八ヶ岳~悩み多き山カメラ~
今回は新しいジャンルのお話です。
前置き、ちょっと長いからね。
辿り着いた登山スタイル
自分はカメラと写真撮影が趣味ですが、もうひとつの趣味が登山です。
本格的に登り始めて15年以上でしょうかね。
最初はご多分に洩れず、深田久弥先生選定の日本百名山制覇を目指していましたよ。
でもね、途中で気が付いたんです。
「百名山って言ったって、所詮他人の価値観じゃん。」
約60座でこだわりはやめました。
次のモチベーションは山行(さんこう)記録共有サイトですね。
そう、あの有名なヤマレコです。
まあ確かに情報共有は便利ですしね、楽しかったんですけど。
ただ自分の山行記録をアップするにあたって、コースタイムを記録したり、分岐点の標識写真を撮ったりと、純粋に山行を楽しめなくなってきちゃったんですね。
それで、記録をアップするのはやめました。
(誤解のないように付記しますが、上記は義務じゃないです。自分が記録をアップするにあたって情報足りうるようにこだわってただけですので。)
その次のモチベーションはクライミング。
室内ジムや外岩、それなりに練習をしました。
でもね、クライミングやったことある人なら解るとおもいますが、あれって極めようと思ったら、毎日のトレーニングや体脂肪管理、食事の内容まで気をつけなきゃならんのですよ。
5年ほどやって、卒業しました。
それで今のスタイルに辿り着きました。
それは、楽しい仲間との山行、温泉、そして美味いものを食って帰る。
写真は決して記録で撮るのではなく、美しいとか楽しいと感じた時にか撮らない。
多分これでいいんですよ。
きっと。
悩み多き山カメラ
カメラやってるとね、山の中で「あ~、こりゃ一眼レフ持ってくりゃ良かったよ!」と思うことがしばしばあります。
当初はPENTAXのk-mをよく持っていきましたが、レンズ交換でファインダーにゴミが入っちゃったり。
そして、ハードな山行には、やっぱり一眼レフは重い!
それで、RAW現像ができるコンパクトデジタルカメラを複数試しましたが、現像してみると解像感とかダイナミックレンジが役不足。
結局、今の最適解はSONYのα6000と沈胴式キットレンズです。
この組み合わせ、一眼レフにしてはかなり小さいです。
ザックのショルダーハーネスに付けるケースで、コイツが入るヤツをついに最近見つけました。
ちょっと、ケースの奥行きがあります。
来月の劔岳で試してみて、歩行中の揺れが大きかったら、残念だけどα6000も無しかなぁ。
そうしたら、新しい1インチセンサーのコンパクトデジカメ買っちゃおうかな。(結局は物欲かい(笑))
南八ヶ岳の山々
やっと本題。
先月、α6000持って、南八ヶ岳の阿弥陀岳、赤岳、横岳周ってきました。
ジャン!
中岳のコルからの雲海と富士山です。
前夜の行者小屋のテント場では、雨が音を立てて降っていましたが、二日目は晴れ予報。
狙い通り雲海が出てくれました。
中岳と阿弥陀岳です。
綺麗な円錐形の中岳の背後には、ゴツゴツした阿弥陀岳。
力強いです。
横岳に登る途中から、赤岳を振り返ります。
展望荘も頂上山荘も見えます。
それにしても、赤岳はやっぱり赤いですね。
昔に噴出した溶岩が酸化鉄によって赤褐色を呈しているとのことですが、八ヶ岳が噴火する以前の形や大きさはどうだったんでしょうかね。
させと、来月は久しぶりに劔岳・立山登ってきます。
なんとなくいい写真が撮れたら載せるつもりです。
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