翼写真館

素人オヤジがただひたすらに写真撮りの記録を残したり、機材の考察をしたりするブログです。

【機材レポvol.2】Canon EOS630 / Kodak ColorPlus ~スキャンのラボも変えてみた~

前回のフィルムカメラレポートから、早くも1ヵ月経ちました。

tsubasa003.hatenablog.com

今年の夏からフィルムカメラは7台も買ってしまったので、このペースで書いていたら、半年以上かかってしまいますね。

まあ、趣味の記録なので、のんびりやっていきます。

 

 

Canon EOS630 / SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACRO

まずは、カメラ本体の紹介。

Canon EOS630。

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この機種は、兄弟機の650同様、中古カメラジャンクコーナーで非常によく見かけます。

別に前から狙っていた機種でもなかったのですが、直前にジャンクで買ったPENTAX Z-50Pの成功体験があったので、レンズ付きで1480円だったので買ってしまいました。

交換レンズに対するジャンク病が治癒されつつある中で、めでたくフィルムカメラに対するジャンク病が発症したというわけですね。

この機種をいじっていて感じたこと。

ファインダーが明るく、ピントの山が掴みやすい!

まだ、マニュアルフォーカスからオートフォーカスに変わったころの機種であるためだろうか。

しかし、少し残念な症状が…

フィルムを入れて数枚テスト撮影したあと、1ヵ月放置で電池切れ!

げえ~、リチウム電池2CR5って高いんですけど…

よくよく調べてみたら、この機種はメインスイッチを切っても微弱電流が流れ続け、電池が放電してしまう症状が多いとのこと。

それから使用するとき以外は、電池抜いています。

比較的古めのフィルムEOSではメジャーな症状らしく、EOS系を買う方は下調べしたほうが良さそうです。

そして、付属のレンズが35mmスタートだったので、本体購入の次の休みにレンズ買い増しの暴挙(笑)

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SIGMA 28-80mmF3.5-5.6ⅡMACRO、税込980円です。

これも、中古カメラ店にはゴロゴロ転がっているので、大した写りは期待していませんが、テレ端80mmでのハーフマクロにひかれちゃいました。

 

Kodak ColorPlus

今回のフィルムもこれです。

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あえて、前回のテストと同じフィルムです。

前回の感想だと、粒状感が感じられ、白飛びに弱い感じでした。

しかし、それはフィルムに起因するのではなく、スキャンに起因するんじゃないかと思い、ラボを変えてみました。

 

 

テスト撮影してきました

今回の現像とスキャンデータ化は、前回の家電量販店から、DPE専業の某チェーン店に変えてみました。

スキャンは前回同様600万画素ですが、スマホ転送ではなくCD書き込みでもらえます。

前回、スキャンデータの粒状感が気になってしまい、その後ネットでいろいろ調べてみました。

検索の結果、前回のスキャナーは富士のフロンティア機を使用していたと思われるが、ノーリツ鋼機のスキャナーの方が自分には合っているのではないかとという推測に至りました。

そして、ノーリツ鋼機のスキャナー使用のラボを探し、依頼をしたわけであります。

その際、「それならば、自動補正無しでスキャンしてみましょうか。」のアドバイスを店員からいただき、今回は補正なしで依頼。

図々しくも、露出と色合いは補正ありでシャープネスのみ補正オフにできないか聞いてみたが、自動補正はオンとオフしかできないとのこと。

そりゃそうですよね、そこまで細かく顧客の注文に応えていたら赤字になってしまいますもんね、本当にスミマセン。

来年には自分でスキャナー買ってそうな予感がします。

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気になる粒状感は、富士機よりは多少なめらかなので気にならないレベルになったとの表現が正しい。

しかし、満足できるレベルでもない。

また、今回多少粒状感が改善されたのは、スキャナーの違いからなのか、無補正でお願いをしたからなのかは現段階では判りません。

今後はノーリツ機での自動補正ありを試し、逆にフロンティア機でも補正無しが選択できるなら、試す必要があると思います。

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露出と色は富士機で感じた白飛びを感じるほどの明るさや、派手目な感じはなく、トーンはおさえめ。

カラーは少し緑かぶりが感じられるが、気になるほどではない。

前回と同じコダックカラープラスだが、正直とても同じフィルムだとは思えません。

当たり前ですが、フィルム撮影⇒スキャンの場合は、フィルムの色味云々よりもスキャン機や補正有り無しの方がよっぽど影響があることが解りました。

(まあ本来は、フィルムはプリントして鑑賞が正しいやり方であって、自分が求めているものは、フィルム特有の雰囲気をデジタルデータとして扱いたいという、歪んだ欲望ということも良く解っておりますです、ハイ。)

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少し補正してみました。

600万画素あると、jpgデータでもそれほど荒れませんね。

富士機にしてもノーリツ機にしても、自動補正が自分の好みではないとの結論に至った時は、無補正で依頼し、自分で補正もありですね。

最後に、SIGMA28-80mmF3.5-5.6ⅡMACROのインプレッション。

正直、解像感がかなり低いです。

一体どこにピントが合っているんだ?というショットが数枚ありました。

また、晴天で使ってみたが、順光以外では、ゴースト・フレアがかなりの確率で出ますね。

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フードを使用していなかったこともありますが、ファインダーを確認しながら手でハレ切りをしたのですが、あまり効果が無かったです。

検索してみましたが、このレンズ、逆光にはムチャクチャ弱いレンズでした(笑)

でも、せっかく買ったレンズなので、そのうちデジカメかミラーレスに付けて検証してみます。

 

なんか、ボディの話なのかレンズの話なのか、はたまたスキャンの話なのか、全くまとまりがありませんな。

ではまた。

 

 

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