翼写真館

素人オヤジがただひたすらに写真撮りの記録を残したり、機材の考察をしたりするブログです。

【撮影記vol.16】南房総ドライブ~赤山地下壕に潜入~

前回の養老渓谷に続いてまた千葉ネタです。
だって神奈川からアクアラインだとかなり時間短縮だし、高速代も安く済みますからね。
片道800円ですから首都高より全然安いです。
これは森田前千葉県知事の功績だと思います。
経済効果も相当にあるでしょうし。
でも、帰りの渋滞が酷いんですよね。酷すぎる!
またアクアラインのおかげで日帰り可能となってしまったために、逆に旅館などの宿泊施設にマイナスの影響が出ているんだとか。
でも、魅力的な千葉に気軽に行けるのは間違いないですね。

話はそれましたが、今回は房総半島南端の館山まで行ってきました。
館山にある赤山地下壕です。
ここは、太平洋戦争時の館山海軍の防空壕です。

www.city.tateyama.chiba.jp

今回は取り立ててフォトジェニックな場所というわけではないですが、館山って戦争遺跡が多かったんですね。

考えてみれば、東京湾の入口、要衝ですからね。

撮影活動一辺倒ではなく、たまには歴史探索もいいですね。

 

 

小湊鉄道飯給駅に寄ってみた

帰りのアクアライン渋滞回避のためには、赤山地下壕開園の9時半にお邪魔したい。
ならば早めにとスタートしたのですが、ちょっと早すぎました。
ではということで、小湊鉄道飯給駅に寄り道しました。

飯給…ちょっと読めませんよね。

正解は「いたぶ」です。
小湊鉄道には撮影によく行くのですが、とにかく個性的な駅がいっぱいあります。
(そのうち小湊鉄道のまとめの記事も書く予定です。)
その中でも一番好きな駅です。
山と畑の間にひっそりと佇む駅舎。
一日の列車の本数も少ないのですが、偶然にも上り下り一本ずつ通過してくれました。

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PENTAX K5 / SIGMA DC17-70mm

ディーゼル2両編成、いい味出してますね。

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PENTAX K5 / SIGMA DC17-70mm

朝の飯給駅

この日は、朝もやが多かったです。

 

 

赤山地下壕に潜入!!

房総半島を南下し、ようやく館山に到着しました。
赤山地下壕は特に民間の観光地ではないので、大きな看板も無く非常に判りづらかったですが、グーグルマップ様のおかげでようやくたどり着きました。
地下壕の入口手前のホールで受付を済ませます。
入園料200円。
公営なんでしょうけど激安!
そして、ヘアーキャップを被り貸出のヘルメットを装着。
懐中電灯も渡されます。
ウォー、頭の中に川口浩探検隊の歌が流れてくる♪(古っ)

入口はこんな感じ。

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PENTAX K5 / SIGMA DC17-70mm

柵を開けないと入れません。
この辺はイノシシ注意の貼り紙が多いので、動物避けなんでしょうかね。

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PENTAX K5 / SIGMA DC17-70mm

のっけから、頭上注意です。

気分が盛り上がります。

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PENTAX K5 / SIGMA DC17-70mm

照明灯のそばには植物が。

凄い生命力。

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PENTAX K5 / SIGMA DC17-70mm

この地下壕は、長さが約1.6km。

見学できる部分は一部ですが、通路が並走して掘られていたりして複雑です。

発電所や病院施設もあったとのことです。

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PENTAX K5 / SIGMA DC17-70mm

砂岩や泥岩の地層が重なり合って、とても綺麗です。

木星の模様のようです。

空間ごとにくぼみが掘られていますが、それぞれ意味があるんだそうです。

結局、なんだかんだ1時間近くも長居してしまいました。

 

上にも書きましたが、館山は戦争遺跡が多いです。

時間がまだあったので、館山海軍砲術学校炊事場跡を探していってみました。

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PENTAX K5 / SIGMA DC17-70mm

館山海軍砲術学校自体は残っていませんが、その炊事場の壁が奇跡的に残っていました。

のどかな田園地帯のなかにこのレンガ壁が残っています。

当時の状況に思いをはせながらシャッターを切っていると、地元の猫がのんびりと歩いて、その中に入っていきました。

 

うーん、館山、そして戦争遺跡、良かったですね。

今度は東京湾対岸の猿島にでも行ってみましょうか。

 

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