【撮影記vol.14】赤城湖沼トレッキング~紅葉にはちと遅かった~
自分は毎年どこかに紅葉を撮りに行くのであるが、今年は友人から「日光」の提案が。
しかし、早朝にいろは坂を越えないとド渋滞でしょ!ってことでボツ。
じゃあ、赤城に行ってみっかってことに。
赤城は登山で数回訪れていたが、今回は湖沼巡り。
はてさて、10月最終週、紅葉にも期待です。
覚満淵…それは小さな湿原
赤城に来たときはいつも停める、おのこ駐車場。
100台は停まるはずなのに、なんと満車。
引き返して、いくつかの駐車場を覗いてみるものの、なかなか空いていない。
結局、県立赤城公園ビジターセンターの駐車場にようやく1台分空いていたので、何とか停められました。
駐車場の向かいが覚満淵なので、ここからトレッキングの開始にします。
覚満淵は、周囲約1キロほどの小さな湿原で、「小尾瀬」とよばれているそうです。
確かに木道があって、そんな雰囲気があります。
しかし、全くの調査不足で、このエリアはモミジの紅葉ではありませんな。
おまけに落葉しかけてます。
まっ、仕方ない。
今日は軽めのトレッキングに切り替えです。
上手くすれば、覚満淵の湖面に木々のリフレクションが撮れそうです。
覚満淵の対面に回ると、歩いてきた木道が湖面に映っています。
赤、黄、緑…とこれはこれで美しいですね。
ほぼ一周してきました。
逆光で、ゴーストが入ってしまいましたが、湖面に山が映って綺麗です。
覚満淵は波が無いので、風がやめば、反射は撮りやすいですね。
では、道を下って、大沼に移動です。
開放感あふれる大沼
大沼は赤城観光の中心地ですね。
お土産屋、食堂もたくさんあり、ボートもあります。
さすがに大沼の一周はきついので、赤城神社まで歩くことにしました。
大沼に突き出た半島に赤城神社はあります。
湖岸から半島の先端に掛かる赤い啄木鳥(きつつき)橋が綺麗ですね。
しかし橋は現在は老朽化のために通行禁止です。
ですので、半島の根元から神社に向かいます。
神社の周りはまだ紅葉が残っていました。
湖畔沿いに灯篭が並んでいます。
夜は灯篭が灯るんでしょうか。
紅い木々の中に陽で照らされた青いモミジが。
鳥居を入れて撮影していたら、「あら綺麗!」とおば様方が集まってきました。
早くも疲れてきちゃったので、お昼前ですが、湖畔の食堂でランチです。
我々が入ったあとから、観光客が続々と。
ギリギリのタイミングでした。
小沼…それは小さな湿原
駐車場に戻り、最後は、小沼に移動です。
っと、そのまえに、鳥居峠にお立ち寄りです。
ここは地形的に赤城外輪山の稜線上にあるために、振り返れば、大沼、覚満淵が。
南東側も開けていて、関東平野が見渡せます。
この峠にはかつて赤城登山鉄道のケーブルカーが来ていました。
現在は廃線となっていますが、遺構がレストランとして残っており、一見の価値ありですね。
ソフトクリームが濃厚でした。
そして、やっと最後の小沼です。
こちらはとても静かで、波打ち際にシートを敷いてのんびりしている方々が多くいました。
あらためて赤城を回ってみると、意外な発見も多く、結果的に大満足でした。
機会があれば、朝霧をまとう冬の覚満淵に来てみたいと思います。
⬇︎もしよければ応援お願いします(^^)