翼写真館

素人オヤジがただひたすらに写真撮りの記録を残したり、機材の考察をしたりするブログです。

【機材レポvol.1】PENTAX Z-50P / Kodak ColorPlus ~25年ぶりのフィルムカメラ~

前回のブログアップから約1か月経ちました。

tsubasa003.hatenablog.com

別にネタが切れたわけではありません。

逆にフィルムにどっぷりハマっていたわけです。

フィルムはデジタルと比べて、1本使い切らないと現像に出せない、ラボにも休日にフィルム出しと受け取りと2回行かなきゃいけないというわけで、どうしてもタイムラグが出てしまうんです(一応、現役社会人なもので時間が限られます)。

それから、「機材レポ」なる大げさなタイトルがついていますが、個人が特定の条件で体験した感想を記しているのであって、あくまでも「つぶやき」の範疇であることをご理解くださいませ。

 

 

PENTAX Z-50P

機材レポ第1回目のこのカメラ。

自分の約25年ぶりに再開したフィルムカメラ第1号ですが、たまたまハードオフのガラスケースで見つけちゃっただけです(笑)

もともと、今年に入ってから、PENTAX MXなどのマニュアル機を物色していたわけですが、この個体は綺麗な割には500円だったので購入した次第です。

ペンタックスオートフォーカス機ならば、SFシリーズのSFX、ZシリーズのZ-1、MZシリーズのMZ-Sといった旗艦機の出玉を待つところですが、こればっかりは出会いなので仕方ありません。

 

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外観はこんな感じです。

レンズはTAMRONの28-75mmF2.8通しをつけています。

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フィルムオートフォーカス時代のPENTAXは軍艦部中央に液晶がある機種が多いですね。

レンズ、ファインダーと同じ光軸上にあるので横への視線移動が無く、非常に使いやすいです。

なんで他メーカーが追随しなかったんでしょうかね。

ちなみにこの個体のジャンクの理由は、ファインダー内の情報表示部に滲みがあり判読しずらいことだと思います。

しかし、実際にはこの軍艦部の液晶がとても見やすいので問題ありません。

操作は、左側のMODEボタンを押しながら、シャッターボタン手前のダイヤルを操作すると、プログラム、シャッタースピード優先、絞り優先、マニュアルの各モードが選択できます。

その後、ダイヤルを左右に動かすと、シャッタースピードまたは絞り値が選択できます。

写真では、液晶部の「Av」の上にダイヤルを表すギザギザの半円マークがあるので、絞り優先モードです。

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ちなみに、レンズの絞りリングのA位置を外して絞り値を変えて、絞り優先モードを使うことも可能です。

ちょっとマニュアルカメラ風な使い方もできますね。

 

 

Kodak ColorPlus

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今回使ってみたのは、KodakのColorPlusです。

以前に比べて、フィルムは相当値上がりしていますが、現状普通に入手できるフィルムで一番コスパがいいのはこのフィルムでしょう。

そもそもジャンクカメラですから、この先どんな落とし穴が潜んでいる間もしれません。

まずは、このフィルムでテスト撮影です。

 

 

テスト撮影してきました

レンズは、TAMRONの28-75mmF2.8。

現像は、某家電量販店で、データは600万画素スマホ転送です。

大概のラボではデジタルデータのCD焼きこみが200万画素が主流だと思いますが、その家電量販店ではほぼ同じ価格で600万画素データスマホ転送ができました。

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青梅にて

 

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横浜にて

想像していたより粒状感が強いですね。

特に、ボケの部分。

パンフォーカスの写真だと、目立ちずらいですがね。

フィルムスキャンが初めてのため、こんなものだという基準がないので、その原因は判断できません。

まあ、25年前はプリントした写真を眺めていたわけで、PCで等倍鑑賞なんてしたら粒状感ありありなのは理解できますけどね。

今後も、カメラ、フィルム、データ化の方法などをいろいろ変えて観察していきます。

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横浜中華街にて

Kodak ColorPlus…暖色系というレポートがネットに散見されますが、パッケージのカラーからくるプラセボ効果のような気もしますが。

色味の違いは、今FUJIFILMのSUPER PREMIUM400が2本カメラに入っているので、後日あらためて比較してみたいですね。

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横浜にて

今までの写真を見ると、確かにこのフィルムは彩度は高いがくすんだ色味との評価がありますが、確かにそれはうなずけます。

ただ、今回のかなりのショットに関して言えるのですが、暗部の表現は粘るのですが、明部はやや飛びやすいと感じました。

これは、カメラの露出のクセなのか、フィルム特性なのかは判りませんが、近々Kodak ColorPlusがEOS630から上がるので、確認したいと思います。

同じ傾向ならフィルムに起因、適正露出ならば、Z-50Pに起因ですね。

あとホワイトバランスですが、撮影は曇りが多く、もっと青かぶりするかと思いましたが、意外と大丈夫でしたね。

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鶴見線大川駅にて

最後に、大川駅にて。

今回の現像では、この1枚が一番フィルムっぽく感じました。

 

あまり、機材レポにはなっていませんが、そのうち精度もあがると思います。

では。

 

 

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