翼写真館

素人オヤジがただひたすらに写真撮りの記録を残したり、機材の考察をしたりするブログです。

梅雨はモノクローム~「どろろ」の背景に誘われて~

梅雨は何撮ろう…
毎年悩むことなんだが、梅雨はいったい何を撮ろうかと。
過去の6月のフォルダを探っても、鉄道博物館とか室内で写活出来るところだったり、工場夜景撮ってお茶を濁している感じなんですね。

梅雨の何が嫌かって、そりゃあもちろん雨だけど、コントラストの無いドン曇りも嫌なんですよね。
そんな中、先日YouTubeを見ていたら、とある写真家の方が曇りに撮るのが好きなんだとか。
う~ん、確かに最初からコントラストが低くてもしっくりくる被写体を探しておけばいいんだろうけど。

でも、具体的にはどうすりゃいいのかな…



どろろ」ってこんなに美しかったんだ
でも、人間は意識してアンテナを張っていると、そのうち何かが引っ掛かってくるもんですね。
先日、50年も古いアニメだけど、オリジナルのモノクロームの「どろろ」を見ていて、描写が柔らかくとても美しいことに気がついた。

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どろろ」のエンディングの一コマ


ローキーの軟調で、低解像度。
あえて何かに例えると、墨絵を濃くした感じですね。
調べてみると、当時はカラーアニメが既に放映されていたのに、(予算の関係か)このアニメはあえてモノクロで製作されている。
そして、モノクロなのに何故か目を瞑ると鮮やかな色が目に浮かぶ。
実際にこんな写真が撮れるかは別として、何かモノクロの魅力と可能性を感じてしまったのです。

 

今年の梅雨はモノクロームに染まります
今までは、街スナップをセピアで表現したり、シルエットが綺麗な被写体をハードモノクロームで表現したりしてきました。

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セピアの一例

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ハードモノクロームの一例


でも、自分はまだまだ本当のモノクロームを知らない。
根本的に解っていない。
だから、昭和の人間なので、結局、教則本を買っちゃうんです(笑)

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「美しいモノクロフォトの作り方」 玄光社MOOK


ハイキー、ローキー、ミディアムキー
軟調、硬調…
そして、光と影…
多分この辺りって、モノクロームだけに必要なことでは無くて、普段のカラー撮影にも使えることですよね。
最初はRAW撮りで画像処理方法を学ぶんだろうけど、そのうち仕上がりをイメージして、予め被写体を探したり、シチュエーションを探っていくんですね。

では、今年の梅雨はモノクロームに染まることにします。

ハイアマチュアの方々から見ればかなり基本的なことでしょうが、素人オヤジの雑感として許しておくんなましm(_ _)m

 

 

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